四つの終止符

2004年7月14日
今日、久々に『四つの終止符』を読んだ。
かなり昔の本だけど、今も昔も変わってないのでは?とふと思った。

中学〜高校生くらいになると、変な行動をしてる人をみると、

「あ、身障だ〜!!」

みたいな感じで言う人が多くなる。バカの1つ覚えみたいに。

昔はそんなことは言わなかっただろうが、その人を無視したり、
差別したりしていたんだろうとこの本を読んで思った。

この本にはツンボ(耳が聞こえない人のこと)の人が出てくる。

俺が幼稚園の時、耳が良くないため、補聴器をつけてる友達がいた。
別に誰も気にしていなくて、普通に接していたのだが、
小学校のころはみんなにからかわれたらしい。
しゃべる時に声が変だからという理由でだそうだ。

この本を読むといつもそいつを思い出す。

きっとこの本にでてくる人もそんな人生だったのではないのか。

俺もきっとそいつが障害者だと知ってたら、どう接していただろうか。
そいつが小学生のときの友達のようにいじめていたり、差別して
いたのだろうか。

俺の頃には補聴器ができていたから、聞く分には不自由しなかった
と思う。
しかし、昔は補聴器も無く、今よりもっとひどい差別があったのでは
ないのだろうか。

とりあえず、この本を読んで障害者がどんなに苦労して生きてるかが
ちょっとだけだが理解できたような気がする。

わけのわからない文章になってしまったが、
この本を読むと、きっと何かしら胸に残る言葉があるはずだと思う。
自分自身、胸が締め付けられるような文章がたくさんあった。
(特にろう者学校の先生の言葉)

明日はパソコン検定か。ま、頑張ります。

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